コミケのお知らせ

毎回恒例の今年最後のイベント、コミックマーケット85のお知らせです

私のサークル、「にじけん」は12/31 西-す04bです
恒例の「ゲームの修羅場9」があります


今回の表紙はとらさん(GATLING CAT)です
妙にエロい… けど、内容はいつものとおりです

[Interivew]
TORaIKI 友 クラウドファンディングについて
[Topic]
GameMaker:Studioをおすすめしてみる しゅん(2dgames.jp)
ゲーム製作者の「知りすぎる罠」 サク(ASTRO PORT)
PSM GameJamに行ってきた 出水洸太郎(にじけん)

今回はクラウドファンディングで海外展開している
TORaIKIさんにその辺の話を聞いてきました

でもって、いつもどおりのB5 32P 300円です
過去の修羅場も若干数用意してお待ちしています

デジゲー博でます

デジゲー博に参加します
(ちょっとした新刊作ってたけど無理ンゴー)

家にあるゲームの修羅場をあるだけ持っていきます
夏に出たゲームの修羅場8も含め、全部頒価200円の予定です

あと、古いのは在庫がないので展示のみになりますが、
立ち読み自由なので、こんなのがあったんだ…という感じで見ていただければと思います

インディーズとはなんなのか

ポリポリ☆クラブ: 【インディーゲーム】日本のゲーム開発者、勢力図まとめ(ゲーム開発者は同人とそれ以外だとすると、こうなる)
これを見ていてモヤモヤしたものがあったので自分なりにインディーズについてまとめてみた

スマートフォン
 インフラ:公式オンラインショップ
 料金:基本的に有料、無料でも間接課金(広告収入)が多い
 iPhone/Androidが中心
 少額収入から事業に移行した人も少なくない
 利用者が多いので一大マーケットになっている

PC
 フリーソフト
  インフラ:紹介サイト(ベクター窓の杜etc)、自分のホームページ
  料金:基本的に無料
  ベクター窓の杜による流入、または口コミが中心
  大半は学習や趣味によるもの
 同人ソフト
  インフラ:コミックマーケット、同人向けショップ
  料金:基本的に有料
  一部は事業として行っているが、大半は趣味目的
  コミケに参加するため、というモチベーションで動いている人も多い
 DL販売
  インフラ:代行サイト(DL-Site etc)
  料金:有料
  同人ソフトとフリーソフトの中間の位置になるが、双方とも違う文化圏を構成している
  一部のメーカーが過去作を流通させているケースもあるが、
  金額ベース的に事業として行うのは厳しい状況だと思われる

コンシューマ
 一般開発
  インフラ:公式オンラインショップ
  料金:基本的に有料
  一般向けに開発システムを配り、一般の人が開発できるようにしたもの
  XBLIGやPSMなどが有名
  立ち上がりに苦戦していて、事業として行えるほどの収入を得るのはごく一部
 非公式開発(Homebrew)
  インフラ:ホームページ、掲示
  料金:無料
  独自に解析し、自作のプログラムを動かせるようにしたもの
  大抵は特殊ハードや特殊な手順が必要になるので利用者側にも知識が必要になる
  開発は困難だが、その困難さが開発モチベーションとなっているケースが多い
 
独自ハード
  インフラ:ホームページ、掲示板、公式オンラインショップ
  料金:ハードにもよるが、基本的に無料
  最近だとOUYAが有名だが、一時期にアジア圏で多くのハードが作られた
  エミュレータが付いている事が多く、クリーンな市場といえるかは疑問

私の考えでは、インディーズという言葉を使いたがるのは、開発者ではない
いわゆるプロモーターに値する人たちだと思う

そのため、無料配信や本人すら事業として成り立ってないものはアウトオブ眼中だろう
もしくは本人たちが儲かってなくても関係ない、俺達が儲かればいい、かもしれない

ちょっと未来の話、「日本のゲームはダメだな、ドラクエを見習えよ」という笑い話が出てくる気がする
スマホで遊んでいるそのゲーム、開発はどの国でやっているゲームだろう?
今でこそ、海外のゲームは怪しい日本語になっているからわかるものの、
ちゃんとした日本語、日本向けキャラクタで提供された時、それは日本のゲームだと信じこんで遊ぶのではないだろうか
そして、同じことが海外でも言えてしまうのではないか

インディーズは、インディーズでないものへ対しての参入障壁から生まれた言葉だと思う
その参入障壁が取り除かれてしまえば、インディーズという言葉は消えるんじゃないか、と思っている

コミケのお知らせ

もう4週間もしたらコミックマーケット84があるわけですが、
8/12(月) 東ヘ-49b「にじけん」でサークル出展します
恒例の「ゲームの修羅場8」が出る…はず?


今回の表紙は高菜さん(ですのや)です
可愛らしいイラストですね〜

[Topic]
ネットワーク対戦ゲームのデータ通信 Junpyon(橙汁)
ソーシャルゲーム開発の修羅場 しゅん(2dgames.jp)
初心者のための迷走術 サク(ASTRO PORT)
Monoを利用した1ヶ月での移植展開 パンダパジャマ(xinoro)
ゲームバランスと計算式 出水洸太郎(にじけん)

色々あっていつもやってるインタビューはお休みです
次回はやれるといいんですが…

いつもどおりのB5サイズ、300円です
月曜日なんだけど人来てくれるのかしら…

というわけでよろしくお願いします

優先度付きio_service

io_serviceに優先度付けてpost出来ないもんかなぁと思ってたんですが、
strandの実装を真似ればいいんだ、と気が付きました。

#include <queue>
#include <map>
#include <boost/asio.hpp>
#include <boost/bind.hpp>
#include <boost/foreach.hpp>
#include <boost/thread.hpp>

class priority{
  boost::asio::io_service &io;

  typedef boost::function<void ()> CompletionHandler;
  typedef std::queue<const CompletionHandler> CompletionHandlerArray;
  typedef std::map<int, CompletionHandlerArray> CompletionHandlerArrayMap;
  CompletionHandlerArrayMap priorityhandler;
  boost::mutex mutex;

  void worker(){
    boost::mutex::scoped_lock lk(mutex);
    BOOST_FOREACH(CompletionHandlerArrayMap::reference ref, priorityhandler){
      if ( ! ref.second.empty()){
        CompletionHandler front = ref.second.front();
        ref.second.pop();
        lk.unlock();
        front();
        break;
      }
    }
  }

public:
  priority(boost::asio::io_service &io):io(io),priorityhandler(){}
  ~priority(){}

  void post(int p, const CompletionHandler &handler){
    boost::mutex::scoped_lock lk(mutex);
    priorityhandler[p].push(handler);
    io.post(boost::bind(&priority::worker, this));
  }
};

使い方はこんな感じ

int main(){
  boost::asio::io_service io;
  priority pri(io);

  for (int i = 0; i < 100; i++){
    int p = i % 5;
    pri.post(p, 
      [=](){
        std::cout << "priority:" << p << " number:" << i << std::endl;
        boost::this_thread::sleep(boost::posix_time::millisec(10));
      }
    );
  }

  io.run();

  return 0;
}

おしながきと過去の公開

コミケのおしながきです

12/31(月) 3日目 東Y-13a
 
新刊
ゲームの修羅場7 300円

既刊
ゲームの修羅場6 300円
ゲームの修羅場5 200円

きのこはかせ 1500円

いつもは既刊は値下げしているんですが、
修羅場6は一瞬で在庫が切れて再刷しているので、お値段据え置きです

さて、ショップからも売り切れていた「InsideGames」「ゲームの修羅場1」ですが、
多分再版もないし、総集編を出すだけの資金もないので、無料でpdf公開したいと思います
面白いと思った方は新刊や在庫の残ってる既刊を買ってくださると色々助かります

InsideGames  
ゲームの修羅場1

なお、いつもの通りに三月兎さんに委託しています
コミケに来られないかたはこちらでお願いします

コミックマーケットのお知らせ

コミックマーケット83で頒布する「ゲームの修羅場7」の情報です


今回の表紙は光路郎(うしみつバナナ組)です。

内容はこんな感じ

[Interview]
大作RPGの作り方 苺坊主

[Topic]
チームビルディングでサークルは3年生き残る マサシロウ (ぜろじげん)
「ゲーム制作」はゲームだ! サク(ASTRO PORT)
ログを使ったゲームデザイン しゅん(2dgames.jp)
アナログゲーム製作記 出水 洸太郎(にじけん)

今回のインタビューはやりこみ系RPGを作っている苺坊主さんです
こちらで使っているツール、SRSの話が中心になってます
え、こんなので本当にできているの?という、驚きに満ちたインタビューでした

マサシロウさんからチーム開発の話です
多言語開発の記事でもありましたが、チームを纏めてきた
サクさんから、ゲーム制作のお話です
しゅんさんは、ログの重要さの記事ですね
で、私がここの過去記事に書いてある、「きのこはかせ」の製作日記です

いつもどおりのB5サイズ38p、300円で頒布予定です。

というわけで、12/31(月) 3日目 東Y-13a にてお待ちしております。